2009年に中国はドイツを抜き、米国に続く世界第二位の輸入市場へと浮上致しました。2009年に全世界の輸入規模が前年に比べ24%も減少したにもかかわらず中国輸入市場は11%の減少に留まりました。このことにより中国は米国の1兆6040億ドルに続き世界第二位になり、中国の世界における輸入市場比重も2008年の6.9%から2009年の8%で堅調な伸張傾向を見せています。
 日本とイタリア、韓国、ブラジル、南アフリカなどでは中国が最大輸出市場でありますし、マレーシアとインドネシアでは2番目の輸出市場、米国とEU、インド、ロシアでは3番目の輸出市場であることからも中国は経済成長により輸入市場を拡大して世界主要国家らの最大輸出市場に位置づけることになりました。
 そしてこの世界第二位の市場を支えているのが都市部の中間層です。中央政府も、国内の消費を喚起する政策を実施する予定です。「2011年から始まる『第12次5カ年計画』で中央政府は、低所得者層の『所得倍増』を計画中」です。低所得者層が、中間層レベルの所得水準になれば、13億人の人口の中国の消費形態が劇的に変化し、 世界経済に多大なる影響を及ぼすことでしょう。
 そして中国はGDPで2010年に日本を抜き世界2位になり、2040年にはアメリカを抜き世界1位になると予想されています。人口13億の分一人当たりのGDPは低いものの富裕層自体の絶対数は相当分が存在致します。


中国のインターネット人口は現在3億9千万人に達し世界最大となっております。そしてモバイルネット接続者人口はそのうちの60%強の2億3千万人です。急激に成長している領域はEC、および音楽配信分野です。今後も5年以上にわたり年間約11%の成長が予想されています。




近年、いわゆる先進諸国に対してBRICs(ブラジルロシアインド中国)と呼ばれる有力新興国の台頭が注目を集めています。これらBRICsと呼ばれる新興国が台頭してきた背景にはその人口増加に伴う豊富な若年労働力の存在、そして急速な経済発展に伴う高い消費力などがあります。BRICs諸国の人口は世界人口67億人の40%を占め、購買力のある富裕層や中産階級が登場しており、日本が1960年代から1970年代に経験した高度経済成長期に突入する段階であると言われております。(外務省サイトから引用)


高い成長率を記録し続けるBRICs諸国以外にも次なる有力新興国として様々な国が台頭しつつあります。これらの国々は労働力人口の増加豊富な天然資源外資の積極的な導入購買力のある中産階級の台頭政情の安定といった複合的要因に拠り高い成長が期待されています。そのようなポストBRICs諸国として期待される国々として次のような国々が挙げられます。


@バングラディッシュ

Aエジプト

Bインドネシア

Cイラン

D韓国

Eメキシコ

Fナイジェリア

Gパキスタン

Hフィリピン

Iトルコ

Jベトナム

(外務省サイトから引用)



アフリカは現在世界中からの投資が集まる地域です。原油やダイヤモンドなどの資源輸出と伴に、人口9億の内最大3億が中流層になりつつあるという理由のためモノやサービスに対する内需が急拡大中です。アフリカ南部、ケニア、タンザニア、ウガンダなどのビクトリア湖畔地域、そしてアフリカ東端地域が成長著しい地域。中国、インドに続く世界経済の成長株です。アフリカ全土におけるインターネット普及率は7%弱ですが、今後の経済発展と伴に急激な普及が予想されており、中東・アフリカ地域の2013年におけるインターネット普及率は全世界の13%までに拡大すると予想されています。



中東は今後急速にインターネットが普及する地域で、アフリカを含めた両地域は2013年までに全世界の13%にまで拡大すると予想されています。また石油ビジネスの恩恵を受け経済が潤う中東のサウジアラビア、UAEは現在世界で一番富裕層、資産額の増加率が高い地域です。またUAEなど従来の石油ビジネスから脱却すべく世界最大規模の太陽光ビジネスプロジェクトを進行中の国もあります。



ネット人口は約3900万人ですが、総人口の4%弱にすぎないことから今後劇的に増加することが見込まれています。GDPで2030年には日本を抜き、アメリカ、中国に続き世界3位に、そして人口で2030年に中国を抜き世界1位になると予測されている国です。



農産物、資源輸出が好調なブラジルの成長は著しく、ワールドカップ、オリンピック開催など様々な好条件がかさなり世界中の投資家を引き付けています。2014年までにはGDP世界5位に躍進し、その後もそのステイタスを維持していくと考えられています。ブラジル経済がアルゼンチン、ペルー、チリ、パラグアイ、ウルグアイなど近隣諸国に与える波及効果によりそれら地域の成長も期待されています。



ワールドクラスのネット接続環境を誇るシンガポール、マレーシアを始め近隣諸国におけるネット接続環境は急速に整備されています。またインドネシア、ベトナム、タイ、フィリピン、カンボジア、バングラディッシュなど豊富な若年労働力が存在する成長著しい地域もありますし、韓国、台湾、香港は独自の成長分野を保持しています。特にインドネシアは数十年先にはGDPで日本を越えると予想されています。